久しぶりの投稿になってしまいました(;一_一)
今回は、今までの振り返りから少しテイストを変えてみます。
先日Economistに水不足に関する記事がありました。
「2050年までには、人口が90億~102億まで増加する可能性がある。
この増加に伴い、供給が追い付かなくなり、水資源の不足によりストレス状況下に置かれる人が57億人まで予測されている。」
という予測があるそうです。
気になり、調べてみたので、調べた範囲で共有したい次第です。
まず、この記事の中では特に対照的な
・インド
・イスラエル
この2国について少し述べられています。
インドは産業汚染、未処理の下水、現在も行われている排便の習慣によって有毒な水になっている。さらに、2018年の研究では、1970年代以降、一部の地域での流量が50%減少した(川が流れない為、きれいな水が入ってきづらい)可能性があることがわかったそうです。
一方で、イスラエルではすばらしい水管理のシステムがあるそうです。
(記事の中ではほんの一文しか書いていなかったのですが。)
少しだけ調べてみたところ、もともと砂漠であるイスラエルは、一つの産業として「水不足」と対峙してきたそうです。
細流灌水(点滴灌水など)や下水処理システムが圧倒的に発達しており、
農業用水の75%が浄化水によって賄われており世界一の比率だそう(2位はスペインで25%)。
少し余談ですが、イスラエルはITの分野でも話題に上がりますし、
かなりのテクノロジー大国の様ですね。一度言ってみたい、、
さて、話題を戻します。
世界の水の使用量は1世紀前の6倍にものぼり、2050年までには
さらに、20%~50%増加すると予想されているそうです。
そして、水資源を最も多く使っているのは農業で、70%も占めているようです。
http://www.mlit.go.jp/mizukokudo/mizsei/mizukokudo_mizsei_tk2_000021.html
conomistの記事では、2040年には現在不足している地域がさらに進み、
オーストラリア、イタリア、スペインに加えアメリカでさえも深刻な水不足が予想されている。とも書かれていました。
なかなかまとまりのない文章になってしまいましたが、
今回はこの辺にして、再度リサーチをして再度共有したいと思います。
最後にですが、我々も農業をしている身として
農業用水の大事さは知りつつも、深刻な水不足が進んでおり、更には
70%が農業用水であるという事実は念頭に置かなければならないと感じています。
我々の畑でもイスラエル式の灌水を取り入れるなど、
出来ることをやっていきたい次第です。